2018年6月15日金曜日

練習中でも自己防衛できるように心の準備を <KSTC>

ランニング中に暴漢に襲われるという事件が発生しているようです。
特に一般道を走っている最中は不特定多数に襲われる可能性が高くなることから自衛の手段を講じてください。
 http://www.nagoya-rj.com/article/460132688.html

夜間は暗くて人目に付きにくいですし、死角が多い場所は危険度が高まります。
練習で走る場所は、ランナーあるいは散歩の方など人が比較的多く、死角が少なく、車やバイクが入れないところが好ましいと思われます。
いざというときのために携帯電話は持って走った方がよさそうです。
危機的状況になったときには携帯なんか操作できない、という方は防犯ブザーあるいはホイッスルを持って走るのもいいかもしれません。

また、自分が練習で走った経路図をネット上にアップしている方がいますが、これは自宅を発着点にしていると自宅住所を不特定多数に公表する行為になり危険です。
ストーキングの対象にされる恐れがありますので、ネット上にはアップしない方がよいでしょう(自宅から離れた場所を発着点にしているとしても、どこを走っているかわかってしまうので、コース上で待ち伏せして狙われる)。
自宅近辺で練習をしていない場合でも、上記の趣旨から1人で練習している場所あるいは練習予定の場所をネット上で公表するのは控えた方が安全だと考えられます。

男だから大丈夫、ということも無いようです。
2年ほど前に関西の友人から「仲間(オッサン)が昼間に公園をランニングしていたらカツアゲにあった」と聞かされたからです。
ランニング中はカネなんてほとんど持っていないだろうというのはランナーの常識ですが、悪い奴らにはそれがわからないようで・・・。
こんなことを考えねばならないことは悲しいことですが、
用心に越したことはありません。

集団で走っていると、マラソンが嫌いな地域の方から「邪魔だ!!」と文句を言われることもあるようです。
東北地方のある市では、市が管理する公園で複数人でまとまって走る場合は事前に許可を得ないといけないとか(ちゃんと許可を受けているのか、と質問して来る方もいるそうです)。
マラソン人気の影響でいろんなところでランナーが走る姿を見かけますが、歩行者とランナーが接触する事例も多く、マラソンをする人を毛嫌いする人も徐々に増えているようです。
ランナーの聖地と言われる皇居外周でも、
地域住民とランナーがぶつかったりぶつかりそうになる事例が頻発して問題化しています。
自分達の行動によって無用なトラブルを避けるためにも、周りの人達には配慮したいものです。

一般公道で夜間に走る方はそれなりの準備をされていると思います。
発光するものを腕に付けていたり、反射素材のものを着用していたりしていることと思います。
ただ、これは車から見ると意外と見にくい(認知されにくい)です。
というのも、それらは光る面積が狭いために動いている車からは見えにくいのです。
同様に自転車に乗っている人からも見えにくいです。
光るものを身に付けているから大丈夫と油断せず、可能であれば夜間のランニングは控えた方がよいでしょう。

これは自分の身に直接危害が加わることではありませんが、
公園等でランニングする際、置いている荷物を持ち去られる事件も発生しているようです。
名古屋市の某公園では特に発生率が高いとのことで、脱いで置いていたウェアも無くなってしまうという話もあります。
こうなると何も置いておけなくなりますので、
そのような噂のある公園では荷物を車やコインロッカー・ランステなどで保管するようにしましょう。
 

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